11月



設計士さんや業者さんから
「最終確認お願いしま~す」という声が、ちょこちょこ聞こえ始めました。

ここからはお店の中に“色”が入っていきます。
立体的な構図も見えてきて、楽しみです。

中旬を越したら店舗の中では業者さんが大わらわ('◇')ゞ
いよいよ大詰めです。




 
2日(木曜日)


  この日は壁紙を決めます。

塗り壁が理想ですが
色んな事を考慮して
壁はクロスにします。

クロスといえどもあなどれません

ちょっと離れて見ると
本物の竹みたいだし、塗り壁みたい。

内装業者の社長さんは
一心とは30年来のお付き合いになりました。
お互い年をとって白髪になって・・・(笑)

でも、
何度も一心の仕事をしてもらってるので
安心してお任せできます。
 
一心は宇和島城の三の丸跡地です。

店裏の井戸を、以前お知らせしましたが
コチラ

きれいな井戸なので、
お店の前に引っ張り出して
手洗いに使えるようにする予定です。

飲み水には使えませんので
手洗い専用です。

 

前の店舗が建ってる時は
部屋の下に埋もれてしまっていて
陽の目を見ることは無い井戸でした。
今回、新築することになって
思わぬ展開になった井戸話。

設計段階では、
お客様にも見学していただけるように
ギリギリ,
建物の外に出るはずが・・・

なぜか半分埋もれました。
 
 

【垂木=たるき】
 
カウンターの上には屋根が出来ます。
垂木はこのように使われます



インターネットで調べると
垂木には色々あって、
並べ方が違うと
呼び名も変わるようです。

この場合【化粧垂木】というのでしょうか?

   棟上げ当初は、大きな柱を組むばかり、
外壁が出来ると窓が入り
内壁には断熱材や細かな配線が・・・

内装に取り掛かったら
細かい所は現場の職人さんが
力を発揮してくれます!
   敷居に大理石??


さて・・・
どこに使われているでしょうか!?

  宇和島石の上には何が乗っかるのか?

養生してあるのでわかりませんが
掘りごたつの部屋の入口ですので
多分、柱が建つんじゃないかと・・・
 
  ここ・・・

換気扇をバッチリきかせて!
壁は厚みのある不燃材で!
窓枠は・・・色は・・・


狭い空間ながらも
手を抜けないところです。 



 
7日(火曜日)

   

この日はカウンターが入るので、皆さんカウンター周りの段取りをされています。
かなり大きな木材ですので、足元はしっかりと木が組まれています。

 
  愛媛県西条市小松町から
M銘木さん、運んでくださいました。

樹齢=約300年
長さ=6メートル
重さ=約250kg

木材 =  ひのき

 荷台から下ろしているところです。
 

玄関正面におろされたひのき。


この日の現場は
10人以上の業者さんや職人さんがいます。
お店の中では、どうやって搬入するか・・・
皆さんで策が練られている最中。
 
  ようやく、木が店内に入り始めました。

とりあえず半分くらい入れて
転がして~とか、立てて~とか言いながら
徐々に入っていきました。 
 
10数人が抱え上げてどうにか店内へ・・・

皆さん口々に
「大きいな~」「すごいな~」「見たことないな~」


年配の職人さんは、
『久しぶりにこんな仕事をする』と言い、
若い職人さんは『初めての和風建築店舗』だと・・・

違う世界でも、いい経験をしていただいてるようで
嬉しいです。
 



 
10日(金)~15日(水)
   

床の間が2部屋あります。
ご接待やお顔合わせなどの大事な会には
やはり、きちんとしたお部屋でお迎えしたいものです。

床の間の部分には色々な都合上、塗り壁はやめてクロスを張りました。
仕上がりを見ると、とてもきれいで感動しています。



 
 

掘りごたつの部屋は一部屋です。
以前カウンターに使っていた大きな1枚木をここへ据えています。
大テーブルの周りに20名ほど座れます。
もちろんご宴会もできますが、
間仕切りをして、少人数様でも利用していただけるように
只今思案中・・・


 

ステンレスの大きな 箱がふたつ・・・
厨房の真ん中に置かれています。

これは何かと思ったら・・・⇒⇒

 






換気扇フードだそうです。

このように壁にくっつきました。



玄関は手間のかかる作業です。
コツコツ石を割って合わせるんですね。








石のエキスパートが
あっと驚くような玄関にしてくれますよ♪

 

床のタイルは、
設計士さんオススメの斜め張り!

かなり手間がかかります。

 







職人さんは黙って
ジワジワと張り進めていきます。

 
 
   
 
玄関を入ると左がカウンターです。
垂木が出来ていますが・・・
ちょっと現代風の造りですね・・・(-"-)
今どき、こんなお店造る変な家主さんいないそうです。

冬の季節、冷たい風が入って、お客様に寒い思いをさせないように
風除室設けました。
引き戸も入りました。

これから1か月後にオープンします。






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